秋山氏は、周辺への聞き込みも踏まえ、密室で犯行されたことについて、「面識のある身近な犯人だとわかる。鍵の保管場所を知っている。私が実際に逮捕した被疑者の自供内容では、『現場が血まみれになり、だんだん怖くなる。早く逃げたいという思いになる』と、玄関戸を閉めて、その場を捨てたいという心理が働いたそうだ」と語る。
10数カ所刺されたということについては、「体の主要部を何回も狙っているのは、強い憎しみと恨みからの犯行だろう。密室で2人だけの場合は、被害者が痛いため逃げ回る。そこで追いかけて、とどめを刺そうと何回も刺すため、被害者には防御創ができたりする。その反面、犯人側もあばらに刺して手が滑り、自分の手を切る場合もある」と説明する。
そして、「動機面については、ボーナスが1つの原因だと思うが、やはり積み重なった不満があったのだろう。特に友人同士のビジネスは、金や方向性で揉めた事件が多い。2人が一心同体の関係で、一番知ってくれているだろうという思いがあるのに否定された。そこからスイッチが入って、殺害の犯行に及んだと思われる」と推測する。
また、山中容疑者は10数カ所刺していて「殺すつもりはなかった」としているが、秋山氏は「殺意は認定される。主要部を刺しており、回数も多いとなれば、とどめを刺す行為が認定されると思う」との認識を示した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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