<大相撲初場所>◇九日目◇19日◇東京・両国国技館
常に無表情で知られる新入幕力士が、ついに幕内初白星を手にした。取組後に物言いがつく緊迫した状況だったが、勝利が確定するとようやく表情が緩み、その変化を見逃さなかったファンから「口元が緩んでる」「嬉しそう」と歓喜の声が相次いだ。
反響を呼んだのは前頭十七枚目・羽出山(玉ノ井)。身長194センチの長身力士・羽出山は、昨年一月場所で新十両に昇進、1年かけて番付を上げ新入幕を果たした期待の26歳だ。今場所は幕内の壁に跳ね返され初日から8連敗で負け越しが決まってしまったが、九日目、そんな羽出山についに初日が出ることとなった。
前頭十三枚目・友風(中村)との一番。立ち合い差しにいった羽出山。はたき込もうとした友風の隙を逃さず、羽出山は必死に突っ込んでいき捨て身の押し出しを決めた。行司軍配は羽出山に上がり、ようやく白星を挙げたかに見えたが、同体ではないかと物言いがつくことに。
物言い協議中、羽出山は表情を一切変えることなく土俵下で待機。もともと無表情で知られる力士でもあり、8連敗と苦しい状況であるものの表情から本人のモチベーションは読み取れず、取組前には実況の舩山陽司アナウンサーが「普段から表情豊かなタイプじゃなさそうなので、気持ちが落ちているのか乗っているのかわかりずらい」と指摘していた。軍配が一度羽出山に上がってからも表情は変わらず、舩山アナは「おそらく勝ったかなと思われるところでも、表情が全く変わりません」と言及した。
その後、物言い協議の結果、友風の体が飛ぶのが早いことが確認され、行司軍配通り羽出山の勝利。これで連敗をストップ、幕内初白星を挙げることになった羽出山は、若干表情が緩んだように見え、そのわずかな瞬間を見逃さないファンからは「口元緩んでる嬉しそう」「ちょっと口元が緩んでる」「顔よw」「泣いてる?」と注目する声が続出した。
さらに「表情代わらないの好きよ」「この無表情が好きだな」といったコメントも寄せられ、実況の舩山アナも「本当はすごく嬉しいんでしょうね」と羽出山の心情を代弁していた。羽出山は押し出しで勝って1勝目。友風は6敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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