『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が1月16日に放送され、3歳で亡くなった弟が映っているはずの60年前の8ミリフィルムを修復し、93歳の母親に見せる様子が描かれた。
【映像】8ミリフィルムで撮影された亡き弟が映し出される様子(実際の映像)
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「3歳で亡くなった弟の姿をもう一度」は、兵庫県の女性(62)から寄せられた次のような依頼だ。
『3年前に亡くなった父の一番の趣味はカメラで、ことあるごとにカメラを構えては、写真と動画で家族の思い出を記録してくれていました。姉と私が子供の時には、父は8ミリフィルムカメラで家族を撮影しては、気に入ったシーンだけを集めて自分で編集した「わが家の記録」というフィルムを作り、上映会を開催していました。そして、父が撮影したフィルムの中には、3歳で亡くなった私の4つ下の弟ケンイチも映っています。弟の死後、悲しい記憶に蓋をするかのように、父が上映会を開くこともなくなり、弟が映ったフィルムを見返すこともないまま時が過ぎました。そんな中、今年93歳の母がもう一度、弟が映ったフィルムを見たいと言い出しました。しかし、肝心のフィルムが素人目に見てもかなり傷んでいて、とても再生できるようには見えません。どうか、父が60年ほど前に撮影した8ミリフィルムに映る弟の姿を、また母に見せてあげてもらえないでしょうか』
この依頼を受け、永見大吾探偵が調査を開始した。依頼者宅には、亡き父が残した大量のアルバムやフィルムがあった。弟のケンイチくんは髄膜炎のため3歳という若さで亡くなっており、依頼者自身も写真でしか弟の姿を見たことがないという。
問題の8ミリフィルムは、屋上の倉庫に保管されていたが、阪神淡路大震災の際の雨漏りなどの影響で劣化が進み、変形して強い酢の臭いを放つ状態だった。永見探偵は専門家に協力を仰いだが、状態は深刻で、「再生すると切れてしまう可能性がある」と診断され、修復には1ヶ月の時間を要することになった。
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