「今日、小宮さんに会いに来ました」

株式会社CaSyの担当者
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白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役CHRO):今日、小宮さんに会いに来ました。ただ、貧困問題解決のために国際NGOなどを選んでもよさそうに感じます。民間で、ビジネスで解決しようとしている理由を教えてください。

小宮:元々NGOを希望していたのですが、モロッコに行った時に価値変換が起こりました。実はモロッコにはたくさんリソースがあるのですが、どうしても観光客に頼ってしまう。自分が違和感を感じたのが依存型の経済です。せっかくいいものがあるのにそれを活用できていないことが悔しくて。それからビジネスの世界に興味を持つようになりました。

新谷洋輔(不二製油株式会社 人事総務本部 人事総務部門 人事部 人材開発課 課長):ウズベキスタンの登校率が低かったのは、教育を受けた“先”がイメージできていなかったからでしょうか?

小宮:その通りです。実際ウズベキスタンの田舎では“近くのロールモデル”が少なく、子どもたちがイメージできるキャリアが限られていました。『どうせ父のようになって将来は農業だろう。だから今勉強しても使わないだろうな』といったマインドの子どもたちが多かった印象です。その一方で、日本に来たいというウズベキスタン人は多く、『日本語ができるようになったらこの貧困から抜け出せる』というモチベーションもありました。とはいえ、そこに至るまで本気でやろうというマインドが足りていませんでした。
 

「小宮さんが就職するなら弊社しかないのでは」
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