しかしすぐにリング上で反撃を受け、ジェイドは苦悶の表情を浮かべるチェルシーの前で腕立て伏せをしながら挑発するという屈辱的なパフォーマンスを披露。会場はこの舐めた態度にブーイングで応じたが、ジェイドの意識は明らかにリング下のジョーディンに向けられたままだった。

 試合中盤、再びジェイドとジョーディンが睨み合う場面ではABEMA実況の塩野潤二アナウンサーが「凄い肉体ですね、二人とも」と既に次の対決への視線が向けられていることを印象づけるコメントが飛び出し、観客も試合そっちのけ状態。この隙を突いてチェルシーが美しいミサイルキックを叩き込み意地を見せるが、最後はジェイドの「パワーボム」と「ジェイデッド」ダブルコンボで短時間のうちに決着がついた。

 試合後、ジョーディンはリングサイドから女子ロイヤルランブル出場とジェイド王座への挑戦を宣言し、物語の焦点は完全にそちらへ移行。チェルシーは自らの地元で、相手選手にも観客にも主役として扱われないという二重の屈辱を味わいながらも奮起。それでも堂々と負け役を演じきった。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)

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