
27日、衆議院選挙が公示され、選挙戦が始まりました。各党の党首は、“第一声”で何を訴えたのでしょうか。
公示後第一声 場所は?
各党党首が公示後の“第一声”に、どの場所を選んだのでしょうか。
東京以外の場所ですと、中道改革連合の野田共同代表は青森県弘前市、れいわ新選組の大石共同代表は大阪市、減税日本・ゆうこく連合の原口共同代表は佐賀県を選びました。
そして東京都内では、自民党の高市総裁と日本維新の会の吉村代表は2人一緒に秋葉原で連立をアピール。参政党の神谷代表は丸の内、国民民主党の玉木代表、日本保守党の百田代表は新橋、チームみらいの安野党首は渋谷、社民党の福島みずほ党首は新宿駅前、共産党の田村委員長は池袋を選びました。
第一声の内容は?
続いて、何を語ったのかについてです。
自民党 高市早苗総裁
「日本列島を強く豊かに。責任ある積極財政、肝は危機管理投資と成長投資」
日本維新の会 吉村洋文代表
「高市総理と一緒に日本を引っ張っていく。国家の安全保障・経済安全保障、経済の成長を目指す」
中道改革連合 野田佳彦共同代表
「生活者ファーストの理念を訴えているのが我々中道。秋までに食料品の消費税をゼロにする」
国民民主党 玉木雄一郎代表
「この解散は経済後回し解散。年間6万円、今年中に手取りを増やす」
共産党 田村智子委員長
「大企業ばかりに利益がため込まれる政治から、国民の暮らし第一への政治にかえる」
れいわ新選組 大石晃子共同代表
「日本を守るとは、あなたを守ることから始まる。消費税廃止の財源は、大金持ちから税金をとる」
減税日本・ゆうこく連合 原口一博共同代表
「消費税は、食品だけ税率を0%にしても何の意味もない。廃止一択」
参政党 神谷宗幣代表
「排外主義ではないが、移民の受け入れには猛反対。日本が好きな方と一緒に日本を作っていく」
日本保守党 百田尚樹代表
「減税は待ったなし。減税すれば必ず経済は成長します。財源は減税による経済成長」
社民党 福島みずほ党首
「物価高対策として消費税はゼロに。社会保険料は半額にする」
チームみらい 安野貴博党首
「消費税を下げるのではなく、現役世代の負担となっている社会保険料を下げる」
入場券届いていない場合…期日前投票の流れ
短期決戦となった今回の選挙では、準備でさまざまな混乱も発生しています。
今回の衆院選の期日前投票は、28日から来月7日までとなっています。自治体の準備期間が限られているため、投票所の入場券が28日までに届かない可能性もあります。
入場券というと聞き慣れないかもしれませんが、皆さんが“投票券”だと認識しているものが入場券です。入場券を持って、投票所で投票券をもらう流れになりますので、皆さんの手元に届くのは入場券です。
番組が総務省に問い合わせたところ、「入場券がなくても期日前投票は可能」だということでした。
入場券が届いていない場合の期日前投票の流れについてです。
期日前投票所は自治体によって状況が違うため、各自治体のホームページなどで確認をしてください。
そして、投票所に関しては、マイナンバーカードや免許証などの身分証明書を提示し、本人確認を行い、選挙人名簿で対象となっているか確認できれば投票可能です。
今回、新たな党が誕生しましたが、比例の表記に関しても総務省に確認しました。
例えば「立憲」「公明」と書かれた票についてです。
公職選挙法68条には、届出られた政党名や略称以外を記載した場合は無効票とあります。
そのため「立憲」「公明」は、中道改革連合を立ち上げたため、無効票となる可能性があります。
また「民主」と書かれた票についてです。
これまで「民主」と書かれた票は「立憲」と「国民」で得票率に合わせて振り分けられてきましたが、今回「国民民主」以外が略称として「民主」と届け出ない限り、すべて「国民」の得票になります。
公正・公平な選挙を維持するための対策
選挙のたびにSNSでの発信がより重要となってきていますが、同時にフェイクニュースの拡散も問題となっています。公正・公平な選挙を維持するための対策を見ていきます。
過去、選挙ポスターを巡っては、次のような問題がありました。
2024年7月の東京都知事選では、候補者とは無関係なもの、わいせつなもの、広告などのポスターが貼られました。
2024年11月の兵庫県知事選では、演説やポスターなどで別の候補者を応援する、いわゆる“2馬力選挙”が問題になりました。
こうしたことから去年5月、「改正公職選挙法」が施行され、ポスターで他人や他党を中傷することや営利目的、善良な風俗を害することなどが禁止されました。
罰則もあり、営利目的の場合は100万円以下の罰金が科される場合もあります。付則には“2馬力選挙”への対応策が検討されることも盛り込まれました。
進まないデマ・誤情報対策
ポスターの対策は行われた一方で、デマや誤情報への対策は進んでいません。
22日、木原稔官房長官はSNSなどの事業者に対し、「適切な対応の要請を検討している」と発言。翌日の23日には総務省が事業者に対して、偽情報などの削除依頼に迅速に対応するよう要請し、有権者に対しても真偽の確認をするよう呼びかけました。
若年層ほど投票率↑
そして、国政選挙の得票率についてです。
去年の参院選と2024年の衆院選の年齢別投票率を比較します。
50歳から69歳は2ポイント上昇。70歳以上は2ポイント減少している一方で、30歳から49歳では8ポイント上昇しています。
そして18歳から29歳は9ポイント上昇していて、若年層ほど投票率が上がっています。
(2026年1月27日放送分より)
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