——『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』では、ハサウェイはマフティー・ナビーユ・エリンとして本格的に行動を開始していきます。
小野:第1章のときは、ブライト・ノアの息子で好青年のハサウェイ・ノアというよそ行きな自分を装い、鎧のように身につけて、マフティーとして悟られないようにしていたわけですが、外面で会話していることで、心の中で思っていることと発している言葉に乖離があるシーンがかなり多かったんです。
ギギとの会話の中でも、この子はどこまでわかっているのだろうという駆け引きに近いような探りもあって、本当は違うことを思っているけれど悟られないように外面の言葉を自然に言わなければならないところに、かなり苦戦しました。
ですが『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』でのハサウェイは仲間たちと一緒にいるので、ちょっと素に近いようなところで会話ができる。そういう意味では、気持ちの整理はしやすかったですね。
——ハサウェイの苦悩という部分も、第1章以上に描かれています。
小野:台本はセリフ中心に書かれているので、小説に書かれている(地の文などの)描写を読み込んで、ハサウェイはこのときこう思っていたと補完し、「このセリフはこういう気持ちなのかな」ということを掴んでから、気持ちの整理をつけてアフレコに臨みました。
それでもアフレコ中に村瀬監督と話してみたりディレクションをいただいたりという中で、そういう意図があったのかと理解できることが多々あったので、その場で対応しつつ演じていきましたね。
重厚なドラマが進んでいく『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』にて、小野氏と上田氏がどのような演技を見せているのか、劇場で確かめてみてはいかがだろうか。
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取材・テキスト/kato
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