トップロープに登ったネイサンを牽制するため、キャンディスがエプロンに上がって叫びながら介入。その間にアクシオムが一瞬の隙を突いてマスクを奪い返した。ただ取り返すだけでなく、背後からアクシオムが近づき、その場でキャンディスの頭にマスクを被せてしまう。キャンディスの視界は完全に遮られた状態となった。

 キャンディスが前が見えないままリングサイドでパニック状態になり、ガルガノは試合中にもかかわらず心配して近寄る。するとキャンディスは、こともあろうか振り向きざまにフルスイングのパンチを叩き込んだ。しかし殴られたのは夫のガルガノだ。その一撃で脳が揺れ、ネイサンはすかさずスクールボーイ気味の丸め込みを仕掛ける。ガルガノはほぼノーリアクションのまま3カウントを奪われた。

 この予想外の結末にはファンも「こんな結末になるとは」「そうはならないだろう」「なんでやねん」「どういう介入だよ」といった驚きと困惑の声が相次いだ。夫婦ユニットの「連携ミス」というより、意地悪のバチが当たった形である。本来のガルガノの格を考えると、実力差ではなく間抜けな事故で落とした点でも屈辱の敗戦となった。

 試合後、アクシオムはいったん青マスクを取り戻したが、キャンディスがまたもやマスクをひったくって魚を加えたどら猫のごとくマッハで逃走。「マスク騒動」は今後もガルガノ夫妻対アクシオム・フレイザーの因縁としてまだまだ続きそうだ。散々「覆面レスラーの命」として神聖な扱いだったマスクが、この日は完全にドタバタコメディの小道具としてリングを支配していた。

ABEMAWWE『SMACK DOWN』)

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