飲食店で時給930円のアルバイトを掛け持ちし、隙があれば派遣や居酒屋の仕事を入れるなど、実家に子供を預けながら必死に働き続けた。当時の収入は、児童手当と母子手当を合わせても月に5万円ほどであった。過酷な状況下でも元夫から養育費を一切受け取らなかった理由について、れおんさんは「もらって、父親面されるのも嫌だし」と、きっぱり断った過去を振り返った。

 そんな彼女に転機が訪れたのは22歳の時である。InstagramのDMを通じてスカウトを受け、人気ギャル雑誌「nuts」の専属モデルに抜擢された。自らの手で人生を切り拓いた彼女の活躍は、元夫の耳にも届いているという。れおんさんは「これからもっと頑張って、もっと後悔させてやろうと思って」と、当時の苦労を糧にした力強い思いを語った。また、出産をきっかけに絶縁状態だった実父とも、離婚後の事後報告を経て再会。現在は父が孫を溺愛し、頻繁に遊んでくれる関係に戻っていることも明かされた。

 続いて登場した36歳のあいりさんは、17歳で長女を出産し、現在は5人の子供を育てるシンママである。彼女もまた、28歳で離婚した当初は就職経験がなく金銭面で苦労したが、低所得やひとり親家庭が無料で子供を預けられる「ショートステイ(子育て短期支援事業)」という制度を活用して生活を立て直した。SNSで長女との高校卒業写真が5660万ビューと大バズりし、若々しい容姿で注目を集める彼女だが、行政の支援に助けられながら必死に5人を育て上げた背景を語り、スタジオの出演者たちを深く感心させていた。