売れない苦節時代に現実逃避として作り続けられた一皿のチャーハンが、ヒップホップアーティスト・AK-69の魂を揺さぶり、その味の真髄が見事なリリックのごとく言語化された。
【映像】ドンデコルテ渡辺のチャーハン&AK-69のうますぎる食レポ
2月3日に放送された『味覚ノ言語化ヲ試ミル。』は、言葉にするのが難しい特別な味を、言葉のプロがどのように表現するかを試みる番組である。MCをミルクボーイの駒場孝とガクテンソクの奥田修二が務めるモダンなスタジオに、食リポ経験がほとんどないというAK-69がゲストとして登場した。かつてバラエティ企画で食リポを伝授された経験はあるものの、今回はリアクションではなく、あくまで味の「言語化」に挑むこととなった。
AK-69の前に提示されたのは、銀色のクロッシュに隠された「M-1準優勝芸人が売れない時代に一心不乱に作り続けたどん底メシ」というお題である。蓋が開けられると、そこには湯気が立ち上る海老とレタスのチャーハンが現れた。「銀次のどん底チャーハン」と名付けられたその一品は、コンビ「ドンデコルテ」の渡辺銀次が、24歳でデビューしてから全く売れず、家を失い、芸人仲間の実家で10年も居候生活を送る中でたどり着いた味だという。渡辺はVTRで、面白いとは違い、美味しいという結果は変化が明確に分かるため、現実逃避として3ヶ月間毎日作り続けたと当時を振り返った。
サングラスを外し実食

