実食に際し、AK-69は真剣な表情でサングラスを外すと、一礼してチャーハンを口に運んだ。一口食べた瞬間、彼は「美味しい」と漏らし、まず「これ、お家で作るチャーハンのレベルじゃないですね」と驚きを見せる。続けて、米の状態について「チャーハンで大事なこの米のパラつき具合も、すごい本当のお店のチャーハンみたいなパラつき具合だし、本当にこのレタスのいい香りと」と細部まで分析を開始した。
さらにAK-69の言葉は、まるでリリックを紡ぐかのように熱を帯びていく。「もちろんチャーハンなんで調味料の使い方が味の決め手になると思うんですけど、でもやっぱり、調味料の味だけで引っ張ってない。素材が全部独立して、歯応えとか、米のバランス、具材のしなび方、シャキシャキ具合、海老の火の入れ方……全部独立して成り立ってるのが全部ドッキングして、すごいレベルにいってますね」と、一皿の中に宿るリズムと構成を見事に言語化した。
また、AK-69は「マジでこれ、番組で言ってるんじゃなくて、本当に美味しいです」と断言。自身の苦労した経験を重ね合わせるように、「売れないどん底時代にこれを作ったっていうのが、いや、すごいですね。本当に3ヶ月間向き合った感は、ものすごく伝わりますね。一心不乱に、このチャーハンに向き合って作り続けたんだろうなって感じます」と、味の向こう側にある渡辺の情熱に感銘を受けていた。
「料理の方が成功するのは早かったんじゃないか」
