その後別の記者が「高市首相の為替発言について、円安のメリットを強調されていたわけではないということでしたが、片山大臣は以前から行き過ぎた円安について懸念を何度も表明されていたかと思います。若干、高市首相と片山大臣の齟齬を感じるんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか」と質問。
片山大臣は「総理のご発言にもありましたが、私どもが野党時代に国会で高市総理であっても私であっても、質問等で追及してきたのは、行き過ぎた円高の是正をしないのかということをさんざん申し上げておりまして、70円80円というのがあって、そのときは私もその発言を大変多くしておりますし、その結果、国外に移転した産業を目の当たりで見ておりますので、そういうことがあったということは、高市総理もご発言でおっしゃってますし、私もその認識も持ってます」としたうえで、「今は逆に円安で物価高だっていう話は国会等でも出て総理もそうですねとおっしゃってますし、私も答えてますから、それはもう、今のトレンドとしては懸念があるとしたらそっち(円安)っていうことはある程度世の中でそうなので、そういう順番になっただけで、改めて誤解なきようにとおっしゃったところはもう本当に総理が日頃思われている教科書的な整理であって、私もそれは財務大臣として全く同じでございます」と答えた。
これに対し別の記者が「円安についての片山大臣のご認識なんですけれども、以前、かつてよりも円安が日本経済に悪い影響を及ぼすようになっているのではないかという趣旨のご発言も国会でなさってたように思うんですけれども、今、片山大臣としては円安の状況について日本経済にどういう影響を与えるというふうに思われてるんでしょうか」と質問。
片山大臣は「このところ、その後私もベッセント長官と2度お会いしておりますし、極めて緊密にお話し合いをしておりますので、そういった中で今私が申し上げたように日米間にはかなりしっかりした協調の合意がございますので、それに沿って緊密に連携し続けるということで、それ以上はございません」と答えた。
記者が続けて「外為特会についてなんですけれども、円安でホクホク状態という発言があったわけなんですけれども、現在も外為特会の剰余金を一部、一般会計で使っていると思うんですが、さらにその財源として活用するというアイデアを、例えば政府内ですとか大臣のほうでお考えだったり、運用益の活用も含めて、そういうお考えがあったりするのかどうか?」と質問。
片山大臣は「外為特会は、6年度決算はもう出ておりますが、5.4兆円の剰余金が生じておりまして、7年度については今までの金利ですとか為替水準等を踏まえると、見込みとしては4.5兆円になるということで、それを8年度の今、12月に皆様にレクした予算案においては、3.1兆円が一般会計繰入、1.3兆円外為特会の留保ということになっておりますので、これ以上については今申し上げられることはございません」と述べた。(ABEMA NEWS)
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