『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』が2026年1月30日に劇場公開された。2021年に公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に引き続き、『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』で音楽を担当するのは作曲家の澤野弘之氏だ。
『進撃の巨人』や『七つの大罪』といった人気TVアニメシリーズの音楽担当としても知られる澤野氏は、ガンダムシリーズでは『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダムNT』にも参加している。
全3部作の第2章『キルケーの魔女』では、どのように音楽が制作されていったのか。本記事では澤野氏に行ったインタビューより、音楽制作のアプローチについての内容をお届けする。
——本作の音楽の方向性について伺えればと思います。第1章のときには制作サイドから「大人のガンダム」であることと、近年のハリウッド映画のような音楽性を取り入れてほしいというオーダーがあったとのことですが。
澤野弘之氏(以下、澤野):はい、第1章のときにいただいた「大人のガンダム」「ハリウッド的なサウンドアプローチ」というワードの延長線上で、本作でもそれを汲んで作っていけばいいと捉えていました。
第1章のときに自分の中でこれが『閃光のハサウェイ』の音楽だというベースになるものを作ったつもりでしたので、それを『キルケーの魔女』で描かれるエピソードに応じたアレンジをしていって、今の自分が考えるアプローチにしたいなと思っていましたね。
——方向性のベースがありつつ、『キルケーの魔女』でのドラマ展開に応じた解釈をされていったのでしょうか?
澤野:そうですね。やっぱり第1章から約5年の歳月が経っていますので、音色とかのアプローチは改めて考えて作っていきたいな、と。
「シーンに音楽を当てていくという意識」




