元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏
【映像】別府ひき逃げ殺人事件で逃走中の八田容疑者
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 ABEMA的ニュースショーが複数の未解決事件の取材を通して知る被害者の本音と疑問について元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏に聞いた。

【映像】別府ひき逃げ殺人事件で逃走中の八田容疑者

「未解決事件の被害者、ご遺族のみなさんは、ほかの事件解決に喜び、勇気をもらうと語る一方で、どうしても自分たちの事件の現状と比較してしまいます。なぜ、自分たちの事件を捜査してくれている警察は、解決を実現させた警察のように素早く連携して動いてくれないのか。

遺族になって初めてわかったことは、警察は遺族が願うような捜査対応をしてくれないと感じることが多いと言います。しかし、それを訴えると、『この事件だけを特別扱いできない』と言われたという方も複数いました。

もちろん、人数も予算も時間も限られていて、無理には言えないこともみなさんわかっています。ただ、被害者、遺族になったからこそ生まれる感情を受け止めてくれる人がいないのも事実です。唯一の頼りである警察にこの感情を声に出して言ってしまうと、警察の機嫌を損ね、精力的な捜査をしてくれないのではないか。だからじっと我慢しているのです」

八田容疑者を知る人々の証言
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