オールスター人気投票で1位に選出され、TEAM TAITOを率いるキャプテン・水町は、9―9の場面で圧巻のサービスエース。すると、対峙する選手たちが秘策を思いついたようだ。なんと、6人がコート右後方に一列に並んで密集する“タイトシフト”を敷いたのだ。

 公式戦では見ることのできないその布は、「ここに打ってこい」か、あるいは「反対側が空いているぞ」か、いずれにせよビッグサーバーに対抗する心理戦を仕掛けてみせた。すると水町は、選手がいない左側を狙ってサーブ。しかし、やはり気が散ったのか、誰もいない場所に打ち込んだもののコート内に入れることができずにアウト。ボールの軌道を追っていた“6人”はこの軌道を見守り、アウトを確認すると一斉にガッツポーズして喜んだ。

 この珍光景にはSNSでもファンがリアクションを寄せ、「水町くんのサーブを全員でレセプションしようとまとまるけんとチームが可愛かった」「みんなで「アウトー」ってやるのも含めてカワイイ」と、エンタメ性に富んだ駆け引きを楽しんでいる様子だった。

 なお、会場に9342人の観客が詰めかけた“バレーボールの祭典”は、真剣勝負と笑いに満ちた展開の末、宮浦健人がキャプテンを務めるTEAM KENTOが0ー3でストレート勝ち。水町にとっては、共にウルフドッグス名古屋でプレーする宮浦との相対するゲームには負けてしまったものの、敢闘賞を受賞するなどSVリーグ人気No.1選手の存在感を見せつけ、アリーナを沸かせ続けていた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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