身長2メートル、未知の巨人が左フック“一撃”でK-1重量級の主力選手を衝撃の秒殺失神KO。戦慄の光景にK-1レジェンド魔裟斗も「うわぁ…失神」と驚愕する一方「全ての攻撃が大きくてパワーがある」とその化け物ぶりを絶賛した。
2月8日、代々木競技場第二体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2026~ -90kg世界最強決定トーナメント~」でマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)とルーカス・アハテルバーグ(ドイツ)が激突。未知の巨人ファイターであるアハテルバーグが1ラウンド51秒の瞬殺、失神KOでK-1重量級をけん引してきたファイターを“一撃”でリングに沈めた。
サッタリは、K-1無差別級トーナメント優勝やKrushクルーザー級王座獲得などを果たしたKO率の高いパワフルな“倒し屋”タイプのイラン人ファイター。対するアハテルバーグは、IFMA欧州選手権優勝とFair FC王座を持つ身長200cmの「ドイツの巨人」で、長いリーチを生かしたテクニカルなキックボクサー。
注目すべきは大柄なサッタリも見上げる身長差とリーチの差。ABEMAのゲスト解説・魔裟斗は「今回の選手は体重は一緒ですけど、身長が…14センチ差ですか」と苦笑いを浮かべながら「サッタリは中に入って戦いたいですね」と突破口に言及。しかしファンからは「デカすぎる」「この身長差で勝てる訳ねえ」「距離が違いすぎる」と戦う前から"絶望ムード"が漂う。そして、その“嫌な予感”は直後、現実のものとなった。
サッタリは一気に距離を縮めワンツー、さらにハイキックと大きな相手への対策を試みる。しかしアハテルバーグも強烈な打ち下ろしの右で圧力をかける。
ひと目みた魔裟斗が「あの右気を付けた方がいいですね、凄いプレッシャー強いです」と口にした瞬間、まさかのカウンターの左フックを一閃。「バキっ」と乾いた音とともにサッタリはアゴから吹っ飛びマットに頭を叩きつけられダウン。即座に両足をピンと伸ばしながら失神した。
開始51秒で飛び出した衝撃のKOシーンにファンは「えええ」「気絶」「やばいだろこれ」「まじかぁ」と語彙を失うリアクションワードが飛び交い、遅れたように「相手はデカいわりに動けたな」「体格差というより普通に撃ち抜かれて終わった」「これは適正階級でやりましょう」などの反応が続々。新たに現れた2メートルの破壊神に「シュルトやんけ」と元K-1絶対王者の名を挙げ唖然となった。
魔裟斗は「ルーカス選手、骨格、身長も大きいし、一見細く見えるんですけど全ての攻撃が大きくてパワーがあるんですよね」と冷静に分析「この選手の勝ち方を見ると一気に優勝候補に上がってくんじゃないですか」とそのポテンシャルを大絶賛。一方、一撃のカウンターでマットに叩き付けられたサッタリはリングの真ん中で眠ったまま動けず、メディカル陣が囲む物々しい空気に包まれた。
問題のKOシーンをリプレイで観ると、サッタリが飛び込むところにアゴを打ち抜くコンパクトな左フック。初見で「右に警戒して」と発していた魔裟斗は「右ストレート強力だな、怖いなと思ってたら左フックも…軽く振った感じなのにコンパクトに」と解説。ダウンしたサッタリはKOから数分経っても瞳孔が開いたまま。程なくして意識を取り戻し立ち上がったが、あまりにも長い失神状態を心配した観客は、サッタリに拍手を送っていた。
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