■若者に選ばれない「5爺」の壁

年代別に聞いた比例投票先
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 比例の投票先の出口調査を年代別に見てみると、中道は20代、30代で6%、40代でも8%と1桁台にとどまった。伊藤氏は、この傾向について「実はこの傾向というのは、旧立憲民主党時代から同じで、支持層は高年齢の方が多い。高齢者層の投票行動として、今回雪の影響で足元が悪かったのも一定響いたのではないか」と語る。

 また、中道の結党会見でベテラン議員5人が並んだ写真が「5爺」と話題になったことにも触れた。

「野田代表も時代遅れ感があったと話していた。その一言が言い表わしているかなと思う。政治不信の波っていうのは、“これまでの政治”に不信がある方。次はこう変えていくんですということを打ち出せなかったところもあると思う。古いから悪い、新しいから良いということではないが、ベテランの方の今までの実績や強みが今回は評価されなかったことを考えると、有権者は新しさを求めている、次の時代を求めているということも表れているのではないか」

 今後、中道はどのようにして残っていくのか。伊藤氏は「難しい判断だと思う。まず、13日に中道の党首選もやるということなので、今回のことをきっかけに新しい受け皿を作るのか。また、敗因については『時間がなかった』と話しているので、これからも続けていく前提でそう言っているのだと思うが、やはり政治というのは数で動いていく面があるので、勢力が再編成される可能性もあるとみている」と話した。

 「来年の春に統一地方選挙が行われる。ここの戦い方にも繋がってくる部分になると思うので、今後の動向は皆さんのこれからの選挙にも繋がっていくというところで、ぜひ見ていただきたいと思う」と語った。

(『わたしとニュース』より)

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