ティファニーとの攻防でリング下に叩き落とすことに成功すると、チェルシーはトップロープに駆け上がる。ABEMAの解説・堀江ガンツは「チェルシー飛びますか?高所恐怖症ですよ」との指摘。高いところが苦手なチェルシーだが、観客の煽りに乗って華麗な「クロスボディ」を炸裂。ティファニーに加えラッシュのセコンド、ナイア・ジャックスの巨漢も吹き飛ばす決死のダイブに堀江は「凄い飛距離ですよ」、実況の清野茂樹アナウンサーも「フォームも美しい!」と声を上げた。

 もはや「高いとかいってられない」とばかりにガンギマリの目で「イリミネーション・チェンバー」と電光掲示板を指さし"私が行くわ"とアピール。ミラノ・コルティナ五輪では高所恐怖症のスキージャンパー、フィリプ・ライムントが金メダルを獲得したばかり。プロレス界にも恐怖を超えた女がいた。

 ファンも「チェルシー飛んだ」「高所恐怖症は?」「怪我すんなよ」「やるやん」「だいぶ高かった」とその度胸を称えた。

 さらに中盤にもチェルシーは奮起。ティファニーとラッシュのハードな攻防を横からかっさらうようにトップロープから向かい側の6メートルの距離を跳ぶ"コースト・トゥ・コースト"のミサイルキックでまとめて迎撃。高所恐怖症の彼女とは思えない大胆な攻撃に堀江は「素晴らしい」清野アナは「やれば出来る!」と再びベタ褒め。ファンも「チェルシーまじか」「チェルシー最高!」「やれば出来る子」とジャイアントキリングへの期待が高まる。

 しかしチェルシーがフォールに入ったその瞬間、場外からラッシュのセコンド役であるナイアがチェルシーの足を引っ張りフォールを阻止。これを見たチェルシー側のセコンド役、アルバ・ファイアがナイアに襲いかかり場外で乱闘が発生。この混乱の結果、ラッシュがリングバリケードの向こう側へ吹き飛ばされ分断される。

 一方リング内ではチェルシーがシグニチャー「アンプリティアー」の体勢に入り勝負に出るが、ティファニーがカウンターで切り返しコーナーから「プリティエスト・ムーンサルト・エバー」で仕留め3カウント。大本命のティファニーが勝利した。  勝ったティファニーは2月28日(日本時間3月1日)に開催される「女子エリミネーション・チェンバー戦」への出場権を獲得。一方で高所恐怖症を克服し飛びまくったチェルシーに堀江は「今夜はチェルシー・グリーンの奮闘でしょう」とMVPに挙げ健闘を称えた。

(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)

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