その時に背中を押してくれたのが祖母だった。「諦めるなと…。せっかくいいものを持ってるんだからもったいない、頑張りなさいて言って、詩吟教室に誘ってくれたんですよ」と三山は語る。「自分が詩吟教室に行ってそこに誘うことで(三山が)また歌をやりたいって言うんじゃないかっていうことで…」と祖母の気持ちを慮った。
しかしそんな祖母も高齢に。三山は「テレビに出てる三山ひろしと僕が一致しないんですよね。僕が歌手になったということも忘れちゃってるんですよ。あんた歌手になったかね?って言われて、テレビ見て!出てるやんか!って言っても、あれがあんたかい!そんなことないやろって」と少しさみしげに笑った。
(『徹子の部屋』より)

