堀内茂市長
【映像】堀内茂市長「大変な状況になっている」
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 山梨県富士吉田市の堀内茂市長は、新倉山浅間公園の「桜まつり」中止の経緯を会見で説明した。10年続く恒例行事の断念は、観光客急増による「オーバーツーリズム」が住民生活の限界を超えたためだという。

【映像】堀内茂市長「大変な状況になっている」

 市長は近年の状況を「毎年、観光客の方が増えています。近年の円安、SNSでの爆発的な認知拡大というのでしょうか。これをもって許容量を超えるお客様がお見えになっている状況」とし、「にぎやかというよりも大変な状況になっているというのが実情」と強調した。

 公共交通機関のみならずレンタカー客も急増し、周辺道路は異常な混雑を極めているという。さらに「たばこの吸い殻、ゴミのポイ捨ても多々発生しており、さらには公園なのでトイレが少なく、トイレを借りるために近隣住民の家に玄関から入っていったり、中には断りもせずに裏口から入ってトイレを使用してしまうとか、こういう実態もございます」とマナーの問題もあげた。

 こうした事態を受け、「地域住民の苦労、ご迷惑をおかけしているということですので、10年続いた桜まつりではありますが、地域住民の安全安心を確保するために桜まつりの開催を見送った」と述べた。

 今後については、「これからも観光客が異常に集中するというような状況であれば、引き続き中止は継続していく」としている。(ABEMA NEWS)

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