審判委員長は謝罪と苦言
これを受けて現地時間2月15日、『ANSA通信』がイタリア・サッカー連盟のジャンルカ・ロッキ審判委員長のコメントを報道。審判側のトップが公式に誤審を認める事態となった。
ロッキ委員長は「我々は、ラ・ペンナの明らかに間違った判定を非常に申し訳なく思っている。判定を修正するためにVARを使うことができなかった。ラ・ペンナ自身も悔しい思いをしており、我々も彼に同情している」と謝罪した。
一方でロッキ委員長は、審判のミスを認めつつも、選手たちのフェアプレー精神の欠如が、こうした混乱を招いていると批判したのだ。
「しかし、正直に言って、ミスを犯したのは彼(主審)だけではない。(バストーニのプレーは)明らかにシミュレーションだった。選手たちはあらゆる手段を使って我々(審判)を騙そうとしてきた。今回のミスは、その長い一連の出来事の最新のものだ。我々は謝罪するが、選手たちは謝罪をしない」
なお、今回の事案には「イエローカードはVAR対象外」というルールの欠陥も絡んでいるため、イタリア・サッカー連盟と審判委員会は、UEFA(欧州サッカー連盟)に対してVARプロトコルの見直しを要請するとも現地メディアで報じられている。今回の誤審は、ルール改正議論をさらに加熱させそうだ。
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