■合流の難しさが浮き彫りに
このインタビューを受け、伊藤氏は「まずこの亀井さんのインタビューはとても貴重な声だと思う。こういったご自身のお考えをご自身の声で発信するっていうのはとても大事ですし、いいインタビューだと思った」とコメント。
一方で、全国での立憲と公明の「中道への合流」の難しさが浮き彫りになったとも指摘する。「今回の合流ということに関して言うと、やはりハードルが高いのは、この亀井さんの言葉にも含まれているのだと思う。特に地方議会については、その地方によって事情が異なるわけで、例えば市長や首長に対してどういう姿勢をとっているのかというところも公明と立憲では違うケースがある」。
「立憲と公明が同じ首長を支援する勢力として固まっている自治体ももちろんあるが、そういうところばかりではなく、地域事情もあり、上からの音頭で『全部一緒になれ』と言われてもなかなか想像しにくい。2027年4月の統一地方選挙もあるので、そういった中で立憲と公明が本当に固まれるかは、地方議会の方がより困難であるし、これからの行く末が注目されるところだと思う」
また、来春の統一地方選挙への影響について、伊藤氏は公明党の動きにも注目する。
「公明党は統一地方選をすごく重視される政党。どの政党も重視はされているが、特に公明党にとっては重要な選挙の1つなので、その対応がどうなるのか注目したい」
さらに伊藤氏は、亀井氏が投げかけた、立憲と公明が「1つの党になる必要があったのか」という疑問に対し、合流の意義を再考すべきとの見解を示す。
「やはり一緒になるのであれば、相乗効果をお互いが感じられるような枠組みが理想的だと思う。自公連立がうまくいっていたのは選挙協力の体制がうまく作れていたからだと指摘する識者もいて、ここがうまくいかないということであれば、合流する意義をもう一度見直す必要もあると思う」
(『わたしとニュース』より)
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