一方で試合はゴング直後から“筋肉系女子のキャラ被り”が互いのライバル心を刺激するパワー対決に発展。場外戦でジェイドがエルボー誤爆で左腕を自らポストに強打。苦悶の表情を浮かべつつも、ジョーディンをバリケードにショルダースルーで叩きつけると、リヴ陣営に近寄り、皿のナゲットに手を伸ばしパクリ。試合中の奇行に一触即発の空気が流れるが、余裕の王者ぶりにファンからも「くいてーのか」「そこで飯食うな」「ナゲットいただき」「腹減ってたの?」とツッコミが相次いだ。
その後もジョーディンがアームブリーカー、関節蹴り・アームバー・ストンピングで左腕に的を絞り、「ジャックハマー」や「スピニング・スパインバスター」さらには「オクラホマ・スタンピート」などのパワー技でニアフォールに持ち込むが、ジェイドがことごとくキックアウト。さらにフィニッシャーの「ビーストモード」を狙うと、ジェイドが体勢を入れ替えて脱出し、痛めた左腕をほぼ使わない片腕の「ジェイデッド」でジョーディンをフォールし防衛成功。
展開としては、新鋭ジョーディンに終始押される場面もあったジェイドだったが、最後は片腕を負傷しながらも掠め取るように勝利。ここまで「女子王座を取ってから100日以上、まともに防衛していないのに“最強王者ヅラをしている”」との猛バッシングを受けつつも、前代未聞の“ナゲット盗み食い”事件で印象は急変。ピンチの局面でもリングサイドの強敵を挑発する「面の厚さ」をアピールし、王者としての風格や度胸を身を持って体現した。
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