
日本で流行し始めているスイーツ「ドバイチョコクッキー」です。発祥の地、韓国では、衛生問題が浮上しています。
カビ・食中毒 衛生問題
ドバイで生まれた「ドバイチョコ」を派生させた「ドバイチョコクッキー」。発祥地の韓国では社会を揺るがす事態が起きています。
韓国地元メディア
「製品にカビが生えているのか、カカオパウダーなのか、区別がつかない」
「食べた後に食中毒のような症状が出た」
韓国政府には、去年末から先月までに19件の通報が寄せられました。内容は「食中毒」「カビ」「異物が入っていた」といった衛生面や、無許可営業に関するもの。
韓国政府は今月6日までの6日間で、ドバイチョコクッキーを調理・販売するおよそ3600カ所を対象に集中点検を実施しました。
爆発的なブーム余波
背景にあるのは爆発的なブームです。
献血所では利用者にドバイチョコクッキーを配布したところ、普段は閑散期の献血所が、ほぼ満席状態になったといいます。
献血者
「ここでドバイチョコクッキーをもらえると娘に言われて来た」
献血者
「献血するともらえるよと友達がインスタで教えてくれた」
赤十字の担当者
「予約率が普段より7~8割も増えた。デザート好きの若い女性が多く来る」
ソウル市内のすし店を訪ねると…。
寿司ボム
パク・サンボム代表
「これはドバイチョコクッキー」
すし職人の目の前のカウンターにずらりと並べられていました。
「お客さんのためにサービスのつもりで作ってくれないかという要望を受けて、そしてマーケティングにも利用できると思い始めました」
原材料の高騰も
加熱するブームが衛生問題に発展する理由は…。
布団店
「売り出したけどすぐやめた」
布団店が販売し始めるなど、飲食業以外にもブームが波及。現地メディアによりますと、フリマサイトで個人が作った製品が売られていたという情報もあります。
韓国政府は販売サイトの管理も強化する方針です。
取材したソウル市内のすし店では、1日30個が30分で売り切れてしまうため、今では50個に増やしました。
原材料の高騰も起きていて、細麺状のパイ生地の原材料価格は、この3カ月でおよそ4倍に跳ね上がったといいます。
パク・サンボム代表
「お客様は余計に欲しがってもっと売ってくれという方も多い。“2倍でも3倍でも払う”と電話がかかってくることもある」
(2026年2月21日放送分より)
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