【WWE】RAW(2月23日・日本時間24日/ジョージア・アトランタ)
“美しき悪女”が放った一撃が、アトランタの夜を凍り付かせた。手にしていたマイクを凶器に変え、現王者を無慈悲に殴打。鈍い衝撃音とともに崩れ落ちた王者の惨状に「すげえ音した」「顔はやめてあげて」「痛そう…」など悲痛な声が殺到した。
事の発端は、日本時間2月1日にサウジアラビアのリヤドで開催された「ロイヤルランブル」だ。過酷な「女子ロイヤルランブル戦」を制したリヴ・モーガンは、4月にラスベガスで開催される世界最大の祭典「レッスルマニア」での王座挑戦権を獲得。女子世界王者のステファニー・バッケル、WWE女子王者のジェイド・カーギル、いずれの頂を狙うのか、その決断に注目が集まっていた。
そんな中、リヴを凶行に走らせたのは王者の尊大な態度だった。リングに上がる直前、バックステージでステファニーはリヴに対し「努力だって?とんでもない。WWEからキャリアをはじめ、WWEはお前にすべてを与えてきた。ジャッジメント・デーや彼氏(ドミニク・ミステリオ)の後ろに隠れやがって。私を選んだら絶対に勝てない。本物の王者の姿を見せてやる」と吐き捨て、リヴのプライドを執拗に傷つけていた。
この言葉を胸にリングへ上がったリヴは、ステファニー、ジェイドと対峙。言葉で返すと見せかけ、いきなりマイクでステファニーを強襲した。不意を突かれ“半失神”状態となったステファニーに馬乗りになって殴打を続けると、必殺技のオブリビオンで完全に沈黙させた。
力ずくで奪い取ったベルトを掲げ、不敵な笑みを浮かべてユニバースにアピールしたリヴ。この暴挙を受け、レッスルマニアでステファニーとの「女子世界王座戦」が正式決定した。「マイクで殴打はえぐい」といった声が上がる中、かつてない怨念が渦巻くタイトルマッチに向け、両者の因縁は修復不能な段階へと突入した。(ABEMA/WWE『RAW』)
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