■早期英語教育における注意点
急速に盛り上がりつつある小学生の英検受験については、いい点と注意したい点の両方あるとのことだ。
「受験で子供自身が『自分の成長を確認できる』ことが本来の目的。そうすることによって、子供自身が学習のモチベーションを上げていくというようなサイクルがあるのであれば、とてもいいことだと思う」
「そういう意味では、親とか塾とか周囲が『何級に合格』と絶対的な目標を設定して、子供に過度なプレッシャーを与えるのは、本来の楽しいはずの英語学習とはだんだんかけ離れていってしまうので、そういうのはやめた方がいいと思う」
また、早期英語教育において、尾島教授は一般的には母語の日本語を優先させていくことを勧めている。
「日本語力、母語力を保ちながら、英語をそこより下げたぐらいのところで、常に日本語の方を優先させていった方が、普通の人・普通の家庭はいいと思う」
この見解に対し、海外での子育て経験がある中野氏も同意する。
「私も子供が海外で生活をする時にすごく母語を大事にしていた。また、英語が得意、英語が好きというのは、海外に行ったら何の強みにもならない。英語でこれをしたいとか、伝えたいことがあってそれを人に言いたいから試行錯誤するという感じでやった方が身になる気がする」
(『わたしとニュース』より)
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