実況席からも驚きの声。実況の清野茂樹アナウンサーが「よくもまあ持ち上げましたね」と声を上げると、解説の堀江ガンツは「体操のチアリーダーのバックボーンがありますからね」とコメント。やられ役濃厚から一転、体格差を物ともしない一撃の"説得力"により、この試合の主役へと躍り出ると、ファンも「そんなことができたのか!」「本気感が良い」と絶賛。キアナのフィジカルが改めて認識されるきっかけとなった。

 脇役の躍進は得てして「健闘するも惜しくも敗戦」が定番だが、さらに奇跡は続く。フィニッシュシーンで、シャーロットがナイアに”フィギュア・エイト・レッグロック”を完全に決めた瞬間、キアナがそのシャーロットをスクールボーイで丸め込み、漁夫の利で3カウントを奪取。この結果に「シャーロットが勝つと思っていた」という驚きの声が相次ぎ、パワーの衝撃と番狂わせという二重のサプライズとして受け止められた。

 今回の勝利でキアナは2月28日(日本時間3月1日)の「エリミネーション・チェンバー」への出場権を獲得。現在”ジュリアの代理人”として介入の手助けや通訳を担う”企業家系ヒール”なるツッコミどころ満載の怪しいキャラで異彩を放つ彼女だが、長い怪我により鳴りを潜めていたフィジカルモンスターとしての勘が遂に復活。”偶然の番狂わせ”ではなく、実力によるアップセットによりチェンバー内での存在感は試合前とは明らかに異なるものになった。

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