【写真・画像】共産・田村議員「総理に聞いてます。総理に聞いてます」→坂本委員長「まず所管大臣から」→ 田村議員「総理に聞いてます。総理に聞いてます」 イランへの“先制攻撃”めぐり国会紛糾 1枚目
田村議員「総理! 総理、総理に聞いてます」→国会紛糾の瞬間(実際の様子)
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 2日、共産党の田村智子議員がイラン情勢について、幾度となく高市総理に質問を投げかけた。

田村議員「総理! 総理、総理に聞いてます」→国会紛糾の瞬間(実際の様子)

 田村議員は「2月28日、アメリカ・トランプ政権とイスラエルは、イランに対して大規模な軍事行動を開始しました。トランプ大統領は、イランの政権を“巨大なテロ組織”と決めつけ、イラン国民に対して『自分たちの政府を乗っ取れ』と体制転覆まで呼びかけています。一昨日、総理はXに『本日、イスラエルがイランに対する先制攻撃を行ったと発表しました』とお書きになっています。この通りなんですね。当事国であるイスラエルが自ら先制攻撃だと認めています。このイランへの先制攻撃は、明白な国連憲章・国際法違反ではありませんか? アメリカとイスラエルに直ちに無法な先制攻撃をやめるよう求めるべきではありませんか?」と質問。

 これに茂木敏充外務大臣 は「イスラエルは国連憲章及び国際法に則り軍事行動を行っていると述べている。また、アメリカ、そしてイランは国連憲章51条に基づいて行動を行っていると正式に述べていると承知をしております。その上で、まずイランによる核兵器開発は決して許されないというのが我が国の一貫した立場であります。また、我が国としては、従来から自由民主主義・法の支配といった基本的価値や原則を尊重してきました。その上で、我が国として、これまで関係国とも連携しつつ、イランの核問題の解決に向けて外交的努力を行ってきたところであります。そして、米・イラン間の協議は、イランの核問題の解決のために極めて重要であり、我が国としてこれを強く支持をしてまいりました。我が国として、イランに対する核兵器開発及び周辺国への攻撃を含む地域を不安定化させる行動をやめるとともに、外交的解決を強く求めます。この点については、昨日の朝、G7の外相会談がございました。アメリカのルビオ国務長官からも現状認識や今後の見通しについて説明もありましたが、今私が申し上げた点につきましては、参加各国共通の認識であったと考えております」と回答した。

 田村議員は「総理に伺います」として「今、国連憲章51条まで持ち出しましたが、各国の主権の尊重、武力行使の禁止は国連憲章、国際法の大原則ですよ。国連憲章51条は武力行使を禁じているんですよ。武力行使が例外的に認められるのは国連安保理決議がある場合と自衛権を行使する場合であって、今回のイラン攻撃はそのいずれにも該当しないですよ。どう見ても該当しないですよ。そもそも、主権国家を先制攻撃し、国家体制の転覆を行うことが認められてしまったら、戦後の平和の国際秩序は崩壊してしまいます。法の支配などなくなってしまいます。総理、アメリカとイスラエルに国連憲章・国際法違反の先制攻撃をやめるよう求めるべきではありませんか?」と迫った。

 ここで、田村議員は坂本哲志委員長が再度茂木大臣を指名しようとしている気配を感じ取ったのか「総理に聞いてます。総理に聞いてます」と繰り返した。

 この事態に坂本委員長は「まず所管大臣から。所管大臣の後、総理に答弁していただきます」と進行。だが田村議員は「総理に聞いてます。総理に聞いてます」とさらに繰り返した。

 指名された茂木大臣 は「国連憲章51条に対する解釈については田村委員のおっしゃる通りであります。けれども、今回の事態がどうであるかと、それにつきましては我が国として全ての情報を把握する立場にないわけで、その法的評価については答弁を控えさせていただきたいと思います」と答えた。

 続いて指名された高市総理は「これが自衛のための措置なのかどうかも含めて詳細な情報を持ち合わせているわけではございません。今外務大臣が答弁した通り、我が国としてその法的評価をすることは差し控えさせていただきます」と述べた。

田村議員「総理、総理、総理に聞いてます」
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