<大相撲三月場所>◇三日目◇10日◇大阪・エディオンアリーナ
土俵際で膝が折れ、今にも崩れ落ちそうな“腰砕け”状態。絶体絶命のピンチから、奇跡のような粘りを見せた一番に館内が騒然となった。「あそこから残れるとかヤバい」「どんな身体能力だよ」「土俵際のしぶとさよ」と驚愕の声が相次いだ。
十両十三枚目・藤天晴(藤島)が、幕下二枚目・白鷹山(高田川)を寄り切りで下し、無傷の3勝目を挙げた一番。藤天晴は139.0キロ、白鷹山は180.8キロ。実に41.8キロもの体重差がある対決となった。
立ち合い、体重差を活かした白鷹山の強烈な突き押しが炸裂。藤天晴は防戦一方となり、一気に土俵際まで追い詰められた。俵に足をかけた藤天晴は上体がのけぞり、膝がガクリと折れる“腰砕け”寸前の状態に。万事休すかと思われたが、ここから19歳の若武者が驚異の身体能力を見せる。
俵の上でギリギリのバランスを保ちながら、相手の推進力を利用するように背後へ回り込むと、休まず一気に寄り切った。敗北の淵からの生還劇に、館内はどよめきに続き盛大な拍手に包まれた。19歳の新鋭・藤天晴が見せた不屈の精神に、ファンからは「えぐい」「面白かった」「いい相撲だった」といった絶賛のコメントが殺到。一方、攻めきれなかった白鷹山は1敗目(1勝)を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年3月場所 4日目
更新日時:2026/03/10 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

