階議員「全くもって今の委員長はその職責にふさわしくない」
階議員は「『国民生活の安心のため』という言葉がありまして、それに対しては私たちも思うところは一緒であります。その安心を確保するために暫定予算を組み、関連法案は成立させようと言っております。そして、年度内に成立させることにこだわる理由が、私たちにはそうした国民生活の観点からも見えません。そもそも、先ほど言いました財政民主主義の観点からは『国民の代表者が集う国会において充実した予算審議をする必要がある』。これが憲法上の要請です。一方で、予算を年度内に成立させるというのは憲法上の要請でもありません。正当性もなければ必要性もないわけです。こうしたあくまでも年度内成立にこだわることについて、私たちは到底理解ができません」と厳しく非難。
さらに階議員は「そこで、坂本委員長にもこの際申し上げておきたいと思います」として「釈迦に説法だと思いますが、衆議院の各委員会の委員長は、中立公平な委員会運営を行う必要があります。私も、つい先日まで衆議院の法務委員長を務めてまいりました。当時は少数与党でありましたけれども、私は少数与党の意見だからと言って、多数の力で委員会の審議日程を職権で決めたことは一度もありません。法務委員会では、選択的夫婦別姓あるいは再審法の改正、重要な課題が目白押しで、我々野党は推進したいと思っていました。しかし、当時の少数与党の意見を聞きながら、慎重に審議日程を合意の上で決めてきたわけです。なぜそれが今の委員長にはできないのか? 私たちができたことがなぜできないのか? 委員長、今のような職権による審議日程の決定のあり方、非常に問題だと思います。何かありましたらお答えください」と迫った。
これに坂本委員長は「理事会協議に沿って委員会運営しております。質問をお続けください」と答えた。
階議員は「職権で決めていることを問題視しております。私も委員長の時は、理事会の協議に沿って職権ではなく合意によって決めてまいりました。なぜ委員長は職権で決めているんですか? 協議に沿ってであれば、職権で決めることはできないはずですが、いかがですか?」とさらに追及した。
坂本委員長は「与野党の合意がない場合には、職権で決めざるを得ません」と回答したが、議場内には「ダメですよ」などヤジが飛んだ。
階議員は「中立公平の委員長がこういうことでいいんでしょうか?」と発言すると「とんでもない!」というヤジが響いた。階議員は「私は、少なくともこの国会の運営のあり方、まさに今のあり方では、政府の下請け機関ではないですか? いや、下請以下かもしれませんよ。今は下請法も改正されて取適法に変わっています。ちゃんと下請けする相手方に対する配慮、利益を守ることも要求されてるわけですよ。国会は下請以下なんですか? 議院内閣制あるいは国権の最高機関、これが憲法の要請ではないでしょうか? 全くもって今の委員長はその職責にふさわしくない。このことを重ねて指摘しておきます」と述べて質問に移った。
(ABEMA NEWS)
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