夫は人気チョコレートのパッケージなども手がけ、書籍の累計売り上げは60万部を超える「和柄のスペシャリスト」である。一方の妻は、SNSで「良い投稿をしている人だな」と夫を以前からフォローしており、京都のお寺で開催された約100人規模の着物パーティーで初めて対面を果たした。
夫は、シルバーヘアが漂うショーン・コネリーのような雰囲気で妻の好感を得ると、夫自身も挨拶に来た妻を見て「好みの顔や」と確かな手応えを感じていた。
その後、知人を介した再会で運命を感じた夫は、妻を食事に誘い出す。京都のダイニングバーで始まった二人の語らいは、気づけば6時間半にも及び、時刻は深夜24時前を指していた。当時、大阪に住んでいた妻はすでに終電を逃しており、1月の京都で「野宿をするか泊まるかしかない」と思い込んだ末、夫からの「一緒に泊まりますか?」という誘いを受け入れ、二人でホテルへ向かうこととなった。同じベッドに入った際、夫が試すように太ももを触ると、妻は「ギャー!」と大パニック。しかし、夫が「何もしないから安心して寝て」と紳士的な対応を見せたことで、二人の間には気まずさを超えた大人な信頼関係が芽生えたのである。
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