16日、参議院予算委員会において、旧姓使用などをめぐって議論が紛糾した。
【映像】蓮舫議員が黄川田大臣を「バッサリ」の瞬間(実際の様子)
立憲民主党の蓮舫議員は「今男性の側に氏を変える女性は94%なんです。黄川田大臣は先週金曜の閣議後の会見で『婚姻の氏の変更で不便・不利益を感じる人をさらに減らせる』と発言。不便・不利益とはなんでしょう?」と質問。
黄川田仁志大臣は「様々な不便・不利益があると思いますが、婚姻等の氏の変更によって社会生活での不便、また不利益を感じる方を減らすために、この旧姓使用拡大は意義があるものだと思っております」と回答。
この回答に対し、「答えてない」などのヤジが飛ぶなど議場内はざわつき、与野党の理事が直接話し合う事態に。
その後、再度指名された黄川田大臣は「今まで、銀行のカードとかそういうものもあると思いますし、またキャリアの継続の証明等で不利益があるという例も聞いております。また、今までは国家資格などの表記についても、どっちかということもありました。そういうものを少しずつ変えていって、単記でも可能なものにしていきたいと考えております」と答えた。
さらに蓮舫議員が「単記記載が可能なものはなんですか? 具体的に」と聞くと黄川田大臣は「様々なものが今単記が可能となってきていると思います。例えば会社の社員証とかも、これは法的根拠はないものではございますが、そういうものも単記になってきていますし、また、この省庁で併記の必要がないものには単記に変えていっているということも聞いております」と回答した。
蓮舫議員はこの回答に「すいません。ちょっと全然わからないんですけれども」とバッサリと話すと議場に笑いが響き、蓮舫議員は「法的根拠を持たせて、何が単記だけで、旧姓だけで使えるようになるんでしょうか?」と再度聞いた。
黄川田大臣が「これについては逆の話になりますが、併記でないとしっかりと自己証明ができないものについては併記にしてまいりたいと思います。その他、単記にできるものについては単記に変えていくという、そういう方向でございます」と答えると再び議場内はざわつき、与野党の理事が話し合う事態に。
その後、黄川田大臣は「いや、法制化をすることによって、しっかり単記にしたものに対して、法的効力を発揮できるようにしたいということでございまして、単記にできるものは単記にするということで、今何を単記にできるかということについては検討しているというとこでございます。併記にしなくちゃいけないものは併記で残していくと、その辺りを今精査して、何ができるか、何ができないかというところを検討して、法制化に向けて考えているというところです」と説明した。
蓮舫議員は「大臣の答弁ちょっと不安なんですけれども」として「じゃあ確認します。住民票、マイナカード、パスポート、免許証が旧姓のみ。それは便利になりますよ。戸籍までたどり寄せなくていいわけですから。それは戸籍氏に載っていない旧姓単独で表記できるんですか?」と確認。
黄川田大臣は「住民基本台帳の旧氏を活用するということになります。戸籍はそのまま変えないという方向です」と述べた。
だがこの回答に三度議場はざわつき、与野党の理事が相談する事態に。
あくまで黄川田大臣の答弁を希望
