“トー横”の世界を駆け抜けて――寺本莉緒&池田朱那が感じたリアル 映画『東京逃避行』インタビュー

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悩まない寺本&悩む池田、正反対だからこそマッチしたバディ感

(C)東京逃避行製作委員会
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――二人のバディ感も見どころの一つかと思います。どのように現場で作りあげていきましたか?

寺本: バディ感をあえて作り上げたということでもないんです。もともとの性格がお互い役にはまっていたので、やりやすかったよね。

池田: うん!そのまま日和と飛鳥みたいな感じで。私が「これどうしよう…?」と不安で言ったら、「ええ?大丈夫!」と笑顔で言ってくれるんです。だから「そうだよね!なんでこんなに悩んでたろう」みたいになるというか。

――池田さんはどのあたりが日和と似ていたんですか?不安になる点のほかにありますか?

池田: 大丈夫じゃなくても「大丈夫だよ~」とごまかして笑うようなところはそっくりだと思います。飛鳥だから感情を出せた日和でしたけど、普段は逆に出さない子なんですよね。物語のはじめのほうに、飛鳥に「逃げよう」と言われたときは、日和は感情を隠して「え、大丈夫だよ、私」と笑っているんです。私自身も「なんかつらいかも」と思っていても、そこで「大丈夫?」と聞かれると反射的に「え、大丈夫だよ~」と、つらいときこそ逆に笑っちゃう癖があって。私がもともと持ち合わせていた部分と似ていたので、「今、つらいだろうな」というときに笑顔でいるあたりは、すごく共感できるところでした。

――一方、寺本さんはつらいなというときには素直に伝えられるほうですか?今の池田さんのお話に共感されるのか、それもまた別なのか。

寺本: えー!私、つらいなと思うことがないんです(笑顔)!

池田: これなんですよ~、これ(笑)。

寺本: つらいと思う前に消化できちゃうタイプなんです。

池田: 悩むときはどうするの?

寺本: 悩むとき…?悩まない!

池田: へえ~!もう、すごい(笑)。

寺本: あ、でも「お昼、何にしようかなあ」とかは悩むよー!

――これまで生きていて苦渋の選択や、どうしようと悩むときはあったんですか…?

寺本: ないんです(即答)。うーん…今が一番回答に悩んでいます(笑)。悩むより動いちゃう派なんです。とりあえずやってみて失敗するならそれもそれでいいか、みたいな感じです。

――すがすがしくありがとうございます!最後に、お二人にとってエドのような信頼できて頼れる存在はいますか?どのような方でしょうか?

寺本: 私はワンちゃんです!猫ちゃんも飼っていて大好きなんですけど、ワンちゃんは無償の愛をくれるなあと感じます。私は…すごい強いので(苦笑)、普段から「大丈夫」と思って過ごしているんですけど、ワンちゃんが変わらない愛情をくれたときに、ふと「自分はちょっと弱っていたんだな」と感じる瞬間もあるんです。すごく守ってくれているイメージがあります。どれだけ疲れて帰ってきても、毎日変わらない愛をくれる存在です。

池田: 私はもう、母です。母は私と全てにおいて同じ思考なんです。お互い考えすぎちゃって似ているからこそ、すべてを理解してくれて、同じように無償の愛情を与えてくれます。つらいときも絶対お母さんだし、楽しいときもお母さんだし。一緒に住んでいるんですけど、お仕事の帰りが同じくらいの時間だったら、駅で待ち合わせして一緒に歩いて帰る、みたいな。朝も出る時間が一緒ぐらいだと、電車が一本早くなっても「一緒に行こう!」とかしちゃいます(笑)。喧嘩も全然ないですし、私にとっては母がエドみたいな存在です。

取材・文:赤山恭子
映画『東京逃避行』が3月20日(金)より全国公開

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映画『東京逃避行』2026年3月20日(金)全国公開

出演:寺本莉緒、池田朱那、綱啓永、高橋侃、松浦祐也、深水元基、さとうほなみ

監督・脚本: 秋葉恋
主題歌:町田ちま 『 ネオンと残像 』(Altonic Records)
エグゼクティブプロデューサー:藤井道人

制作プロダクション:BABEL LABEL
©️2025映画「東京逃避行」製作委員会

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