広島が1点ビハインドで迎えた50分、後半開始と同時のシステム変更で左SBにポジションを移していたDF佐々木翔が敵陣のハーフスペース付近からグラウンダーのクロスを折り返すと、名古屋のDF藤井陽也がかろうじて足を伸ばしてボールに触れた。
しかし、ギリギリでのクリアだったこともあって距離が出ず、広島のMF川辺駿がボックス内で回収。すぐに右側にいた鈴木にパスを出した。
ややマイナス気味のボールを受けた今季新加入のFWは、正面から距離を詰めてきた名古屋のDF高嶺朋樹の動きを確認してシュートを打つ位置を微調整。横に流れるボールに対して足を振り抜くタイミングを遅らせる“触らないフェイント”でシュートコースを作り出した。直後、相手DFのタイミングを外した上で、身体の重心を後ろに置きながら放ったシュートは、ゴール右上隅へと吸い込まれるインパクト十分の同点弾となった。
このシーンについて、解説を務めた森﨑浩司氏は「相当体幹が強いですね。かなり難しいシュートだったと思います」とシュート技術の高さを絶賛。ファンの間でも話題を集め、SNSでは「あの体勢からあの威力あのコースはちと人間離れしてる」「モノが違う」「鈴木章斗やばい」「早く代表呼んでほしい」「めちゃくちゃ良いほんとに代表選んで欲しい」と絶賛の声が寄せられていた。
百年構想リーグでは開幕戦以来、今季2点目となった鈴木は、広島に加入して以降も一貫して高いクオリティを出し続けている。ファンのコメントにもあったように、日本代表入りを望む声も少なくない。なお、試合は69分に勝ち越しを許し、広島は1ー2で敗戦を喫した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1百年構想リーグ)





