——褐色のスポーツ娘で幼馴染ではあるのですが、幼い頃はえーゆーたちに男の子だと思われていたという点が特徴です。
浦尾:(男の子の)親友だと思っていたわけだからね。
山本:ハルはここから恋愛的にも開花していく子ではあるのですが、一方で親友という関係性もハルの中では価値があると思うんです。
浦尾:そうだね。
山本:そこがやっぱり、ほかのヒロインとはひと味違うところだと思っていたので、友達としての距離感も意識していました。特にハルは最初から恋心を抱いているわけではないので、ボディタッチも恋愛的な意味ではなく、人間として好きだからという距離感の近さがあって、肉体的にはもちろんですが、心理的にもズカズカと踏み込んでいくことはちょっと意識していました。
浦尾:その距離感がすごく近いからね(笑)。そこがほかのヒロインとは全然違っていて。(演者としての)技術的なお話になりますが、アフレコの際、セリフ以外のリアクション(=息遣いなど)もめちゃめちゃするように心がけていました。とにかく1手目2手目には触ってくるので。
山本:そうですね。
——物理的な距離感の近さゆえ、ほかの幼馴染たち相手とは違うリアクションが、明確にあったということですね。
浦尾:いちばん呼吸が乱れました(笑)。部室で(えーゆーとハルが)重なっちゃうところとか。
山本:そこでもハルはなんとも思っていないというか、普通の距離感だと思っている、その差も面白いですよね。
浦尾:うん。ほかのヒロインたちとは違う激しさがあって。
——原作でハルがえーゆーをからかっていく中で、ふとしたときに自分の気持ちに気づいてハッとするような仕草が印象的でした。公式YouTubeチャンネルにアップされたASMR「バレンタイン編」の動画でもハッとしたお芝居があって。
山本:オンエアでまだ出ていないけれどASMRが先に出るのって、なかなか珍しいですよね……?
一同:(笑)
山本:ASMRの台本をいただいて思ったのは、ハルって恋愛的に積極的に来られると弱いんだなと。男の子との距離感も近いからいろいろ経験がありそうだけれど、本当に子どものままのピュアな部分をたくさん残して成長している子だと感じて、演じていても楽しかったですね。
本編でも最後にちょっと恋心を自覚するようなシーンが出てくるのですが、そこは「もうちょっと可愛く」というディレクションをいただいて、そこの匙加減はもっとやってよかったんだと思いました。
「ファンになってください(笑)」

