通話以外に保護者にかなりの安心感をもたらしてくれているのが防犯面の機能だという。その1つが居場所通知だ。
「メール機能もあるんですけど、いろいろなキーワードがあって、そのキーワードを打つと、例えば『居場所通知』だったら、子どもの大体の居場所がGPSでメッセージが返ってくる。『大体この辺にいます』という」
そして万が一、子供が緊急事態を知らせたいときに心強いのが、通報できる機能だ。
「子どもがブザーを引くと、まもるっちセンターから子どものまもるっちに電話がかかってくるようになっていて、『どうしました』『何かありましたか』とオペレーターの方が安全・安否確認をしてくれるシステム。個人でキッズ携帯とか入ってもなかなかそういうシステムはないと思うので、これぞ品川区全体のスケールメリットかなと。自治体がこういうことを一括でやってくれるとすごくありがたい」
こうした端末の貸与という取り組みは、いわゆるスマホと小学生との距離感の保ち方にも大きく影響していそうだ。
「下の子はやっぱり上の子がスマホを持っているのを見て、『僕もスマホが欲しい』ってたまに言うことはあるけれど、基本まもるっちで全てが賄えているのであまり言わない。品川区はまもるっちがあるから、小学生でスマホを持っている子は私は聞いたことがない」
20年続く取り組みにくわばたりえ驚き「なんで広まらないの」
