「私たちは誰ですか?」名前も家もわからない“記憶喪失の夫婦”が身元判明…2人同時に記憶を失った理由を医師が分析

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 おおかみこころのクリニック代表で精神科医の三浦暁彦氏は「一般的に記憶喪失は、医学的には健忘症という名前。過去にあったはずの記憶を失ってしまうというのが逆行性の健忘」と語る。

 続けて「脳の一部に出血とか外傷とか物理的に障害が発生して健忘の原因になる場合と、耐えられないストレスから心を守るため出来事そのものを記憶から消し去る乖離性の健忘もある」と説明する。

 聞き取りの結果、断片的な記憶は出てきた。「生まれは西三河で最近戻ってきた」「長く関東で生活し、千葉県に関する思い出が多い」「千葉駅前のそごうに行った」「中学を出てから父と大工仕事をしていた」「消費税が3パーセントのころにお寺に自分たちが入るお墓を建てた」「4つ上の兄は60歳直前くらいで亡くなった」。

2人同時に記憶を失った理由は?
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