女子バレーで「超おっそ〜い」サーブがふんわり炸裂 想像とのギャップに相手選手も困惑

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SVリーグ】群馬グリーンウイングス 3ー0 アランマーレ山形(3月28日・女子第21節)

【映像】超“おっそ〜い”ふんわりサーブ炸裂

 女子バレーでとてつもなく“スロー”なサーブが炸裂した。大きく山なりの弧を描くボールがネット近くに落ちると、相手選手も慌てて対応するほどの困惑ぶりだった。

 大同生命SVリーグ女子の第21節が行われ、アランマーレ山形は敵地で群馬グリーンウイングスと対戦。試合終盤に、あっと驚くようなプレーが飛び出した。

 アランマーレが第3セット7ー9と追いかける中、サーブに登場したのは赤星七星だ。175cmのセッターが選択したのは意外なボールだった。腰をかがめた状態から、両手で小さくボールを投げて放ったフローターは、インパクト直後、前というよりも“斜め上”に飛び出した。およそ45度で打ち上げるようなボールにほとんど勢いはなく、ふんわりと弧を描いたボールはネットギリギリを通り、相手コートの手前へと落下していった。

 これには相手選手も困惑。ポジションをレフトに移ろうとしてバックステップを踏んでいたグリーンウイングスのアウトサイドヒッター、ジャン・ティ・タン・トゥイーは、自身の目の前に落ちてくるボールに対して倒れ込むように右腕を伸ばした。まさか自分の前に落ちてくるとは思っていなかったはずであろうベトナム人選手からすると、虚を突かれた形であり、想定とのギャップに困惑しながらも、かろうじて拾い上げることに成功した。

 赤星の“超遅”サーブで崩したものの、グリーンウイングスも意地を見せて、結果的にこのラリーはジャンに決められてアランマーレにポイントを譲ったものの、31歳のセッターが披露した意外なサーブは、相手に驚きを与える見事なプレーとなった。

 2023年からアランマーレでプレーする赤星は、28歳で当時のVリーグにデビューした“遅咲き”の選手。大学卒業後に一度、第一線でのキャリアから退き、中学校の教員を経て、競技の舞台に戻ってきた。そこからトップレベルへとステップアップを遂げ、今季も主軸としてチームをコントロール。多彩なトス捌きで味方を生かすプレーを披露している。

 なお、試合はグリーンウイングスに0―3のストレート負けを喫し、今季4勝目を手にすることはできなかった。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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