【国際親善試合】イングランド代表 0-1 日本代表(日本時間4月1日/ウェンブリー・スタジアム)
歴史的な大金星を挙げたピッチの裏側で、胸を打つドラマがあった。左膝の大怪我でリハビリ中である日本代表のMF南野拓実が、聖地ウェンブリー・スタジアムに登場。ハーフタイムにピッチサイドまで降りて仲間たちを笑顔で出迎える姿があった。
サッカー日本代表は日本時間4月1日、キリンワールドチャレンジ2026(国際親善試合)でイングランド代表と聖地ウェンブリー・スタジアムで対戦。23分にFW三笘薫が決めたゴールが決勝点となり、1-0でサッカーの母国イングランドから歴史的初勝利を収めた。
完全アウェーの激闘を見守るスタンドには、南野の姿があった。ここ2年は森保ジャパンの攻撃の核として主力を担い、昨年10月のブラジル戦ではキャプテンマークも巻いた。しかし、2025年12月に所属するモナコでの試合中に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまう。競技復帰には一般的に8か月から1年の過酷なリハビリを要すると言われているが、3月26日には自身のSNSでランニングマシーンを用いた練習を再開したことを報告していた。
そんな南野はモナコからロンドンに渡り、同じく怪我で今シリーズを欠場しているMF遠藤航とともにスタンドからイングランド戦を観戦。そして、最もファンの心を打ったのが前半終了時のハーフタイムのワンシーンだった。
南野はスタンドからピッチサイドの通路へと降り、ロッカールームへと引き上げてくる選手たちを待ち構えていた。自身の過酷なリハビリの辛さを微塵も感じさせないような、明るく晴れやかな笑顔。激しい前半を戦い抜いて戻ってきた先制点スコアラーの三笘、ディフェンスリーダーのDF谷口彰悟、そして長年ともに攻撃を牽引してきたMF伊東純也らに対し、南野は一人ひとりに声をかけながらハイタッチを交わして激励したのだ。
「タキも闘ってくれた」の声も
