4月3日の放送では、レジェンド芸人のザ・ぼんちが登壇。漫才ブームに踊らされた芸人の急転落しくじりについて授業した。授業には、校長の春日俊彰(オードリー)、レギュラー生徒の澤部佑(ハライチ)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、そのほか生徒として福留光帆、水田信二、山下葉留花(日向坂46)が参加した。
1980年代、日本武道館で単独ライブを成功させるなど社会現象を巻き起こしたザ・ぼんち。しかし、1986年のコンビ解散を機に、里見まさとの生活は一変した。解散後、自身の想像を遥かに超えるスピードで仕事が激減し、当時の年収はわずか100万円ほどに。「月28日休み」という絶望的な状況の中、相方・ぼんちおさむが役者として華々しく活躍する姿を、まさとは複雑な思いで見つめていたという。
生活は困窮を極め、かつて可愛がっていた後輩が関西で帯番組を持つことになった際には、プライドを捨てて「どこか出してくれるところはないか」と喉元まで出かかった。しかし、「言わなくてよかった」と当時を振り返るまさと。先祖の墓へと向かうと墓石を抱きかかえ、「お父ちゃん、俺もうこのままやとアカンわ、助けて」と涙を流しながら頼んだという。
一方で、まさとには「俺は絶対にこの世界に残ってやる」という凄まじい執念があったという。墓石の前で先祖に頼んだ8日後、まさとはお昼の全国ネット番組の司会に大抜擢され、何十年ぶりに月収数百万円という世界へ返り咲いた。絶望の淵から這い上がったレジェンドの独白に、スタジオの生徒たちは真剣に聞き入っていた。
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