■急遽作られた「10年後の3年E組集合イラスト」
また、エンドロール後に登場し話題を呼んでいる「10年後の3年E組集合イラスト」については、当初の構想にはなかったことが障子プロデューサーから明かされた。宣伝プロデューサーから「10年後の全員が登場するアイデア」の提案を受け、急いでプロットを作成し、上江洲氏に急遽制作を依頼したという。上江洲氏は「若いスタッフたちが『暗殺教室』を盛り上げようと動いてくれたのがうれしかった」と制作陣の熱意を称えた。
さらに、このエンドロール後のサプライズについて、福山は「自分だけ知らされていなかった」と告白。当日の香盤表には「エンディング後のパートは当日渡す」と記載されていたものの、結局何も知らされずに帰宅したため、本編を観る頃にはその存在を忘れており、観客と同じようにサプライズを味わったと述懐した。
福山はスケジュールの都合で関係者試写に参加できず、自宅で本編映像を鑑賞したという。プライベートな空間で無防備な状態だったこともあり、10年間作品に関わってきた思いだけでなく、一人の観客として作品を観た際の新鮮な感覚など、様々な感情が一気に押し寄せたと明かした。今回のアフレコを1人で収録したことに触れ、「先生のことをみんなが思ってくれるという作品の中で、さみしい部分はあったけれども、今回はひとりで良かったんだと本当に思えた」としみじみと語った。
イベントの最後に「あなたにとって『暗殺教室』とは?」と問われると、障子プロデューサーと上江洲氏はそれぞれ「大人になってからの青春だった」と回顧。福山は「あの場所がそのまま僕らにとっての学び舎だった」と切り出し、同作を経て役に対するアプローチや感情が変化していったことを告白。「自分の人生の中でもとても貴重な、すばらしいものをいただけた」とファンへ感謝を伝えた。
なお、10周年プロジェクトについては、後日さらなる発表があることも予告された。
(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025
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