■メディア不信の情勢、求められる「言葉を尽くした説明」
伊藤氏はさらに、メディア批判の投稿が支持率に与える影響についても言及した。
「このメディア批判については、これで支持率がすぐに下がるかというのは、実はちょっと違うと思っている。私たちは今、JX通信社と意識調査を定期的にやっているが、その中で必ず聞いているのが、『今の新聞やテレビの情報は信頼に足る情報だと思いますか』ということ。『信じられない』という方が半分くらいいる、いわゆるメディア不信と呼ばれる情勢というのが大きな流れとしてある。なので、この辺りで支持率が下がるとか上がるというのはあまり考えにくい」
「メディア批判のところも、実はその前段の予算審議のところは結構具体的に説明されているが、このポストだと『事実と全く異なることが増えすぎていることは残念です』と、結構ざっくりしている。どこどこ社の報道という言い方ではなくて、ふわっと全体情勢として、こういうことが増えてきている、これは問題ですよねということを提起されているので、この辺りも空気感を踏まえた上で発信されているのかなと思う」
「この辺りの情報発信のやり方は多分正解がなくて、改善の道をいくらでも繰り返すことが必要だと思う」
「一方で、この投稿のコメントの中には『会見をしろ』とか『国会で説明をしろ』という声も一定数あったように見受けられた。ただ、その会見のあり方とかも、会見を開けば全て説明したことになるのかというと、多分そうはならない状況だと思う。なので、いくらでも言葉を尽くしてやる必要があるだろうし、それについてはXも使えばいいし、他のSNSだっていいし、会見もやればいいし、いろいろなやり方があると思うので、ぜひ言葉を尽くして説明をしていただくことのがいいのかなと思う」
(『わたしとニュース』より)
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