長妻議員がヤジに「3回」振り返る→「平(将明)さん何ですか?」と名指し追及 「しっかりしてよ官房長官!」の声も…国家情報会議めぐり国会紛糾

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【映像】長妻議員がヤジに「3回」振り返った瞬間(実際の様子)

 10日、衆議院内閣委員会において、中道改革連合の長妻昭議員が国家情報会議などについて質問する中、ヤジが飛び交い、議場内が騒然となった。

【映像】長妻議員がヤジに「3回」振り返った瞬間(実際の様子)

 長妻議員は「インテリジェンス能力を高めることは必要不可欠だと思うんです」とした上で「ただ、今回の政府のリスクに対する認識も対策も大変甘いと非常に心配しています。そこで、官房長官にお伺いしますが、今回の法案(国家情報会議設置法案)のリスクや懸念はどこにあると思われますか?」と質問。

 これに木原稔官房長官は「国家安全保障政策を司る司令塔として、閣僚級の国家安全保障会議(NSC)が設置されていることと比べると、今(長妻)委員からご指摘のあった非常に大事であるという情報部門において、政治のリーダーシップを発揮する仕組みは十分整備されていないのではという問題意識は私もずっと持っておりました。内閣情報調査室には、他の内閣官房の部局と異なって、総合調整機能が付与されていないということがありました」と回答したところで、長妻議員が「(今回の法案の)リスク・懸念」と自席から発言を挟み、質問に答えるように求めた。

 木原官房長官はこれを聞き入れたような様子を見せて「それがこういう、今、つながります」として「それが相まって、政府一体となって情報活動を推進していく基盤が十分でないと評価される状態にあったのは確かであります」と答えたが、長妻議員は納得がいかず、自席から「そういう質問じゃない。委員長。質問の趣旨を取り違えている」と訴えた。

 山下貴司委員長は「ちょっと待って。多分(今、木原官房長官は)前提をお話になって(その後に)リスク・懸念をお話になるのでは」とフォローした。

 木原官房長官は「昨今、特に複雑で厳しい国際環境にあります。インテリジェンスに関する国際協力等が進展する中で、今回の法案は、こうした状態を制度的に解消するということ、そしてインテリジェンスの司令塔機能の強化を図ろうとするものであり、私はこのままの状態であれば、今後さらに問題が発生すると思っておりますし、さらに、その省庁間の調整等を行う上でさらにできる余地があると考えているので、今回法案を機能強化を図ることといたしたところであります」と続けた。

 この回答に山下委員長が「待った」をかける。「今、要するに、『この法案に対するリスク・懸念は何か』という(長妻議員からの)ご質問です。先ほど官房長官がお答えになったのは、この法案の立法事実である情報インテリジェンスの懸念だと思いますので、この法案に関するリスク・懸念について、もう一度」と交通整理を試みたのだが、この時、議場内に「懸念に対して鈍すぎじゃないですか?」というヤジが飛んだ。

 木原官房長官は「今回、政府の情報活動に関する基本指針の決定などがこの法案に書かれております。各省庁が行いますその情報活動の総合調整を行う組織を設置するものであります。こういった基本指針を設けることによって、既存の法令に基づき適切に収集された情報を集約して相互分析をする。そして政策部門に提供するということ。国家情報会議、国家情報局が法令に反する指示を関係省庁に行うことなく、そういう必要性もないものですから、その監視の強化であったり、プライバシー侵害、そういったことの指摘がない範囲でしっかりとこの組織を立ち上げたいと思っております」と回答した。

 長妻議員の質問の趣旨と噛み合わない木原官房長官に対し、山下委員長は「今そういうリスクがあることを前提に、プライバシーやそういったことに懸念のない範囲でということをお答えになったと思うんですが。官房長官、どういうリスクが国民からこの法案に対してあるかという問いであったので、政府が認識しておられるこの法案に関するリスクについてはどのように官房長官としてお考えかお答えをいただければ」と再び交通整理を行なった。

 「しっかりしてよ官房長官!」などのヤジが飛ぶ中、木原官房長官は「政府として、リスクや懸念があることを解消するために立案しているわけではありませんが、そういった皆様からの様々なそういったご懸念に対して丁寧に説明していきたいと思っております」と回答。

 これに長妻議員は「どういう懸念?」と自席から不満をあらわにし、議場内にも「どういう懸念って聞いてるんだよ」などのヤジが飛ぶ中、山下委員長は「ちょっと先ほど答えておられたと思いますが」とフォローを入れつつ、木原官房長官を4度目の指名。

 木原官房長官は「現状においては、ややもすると、国民に対する監視があるのではないかとか、あるいはプライバシーに対する侵害があるのではないかとか、現状ではそういう国民のご懸念があるのではないかと思いますので、今回、政治の関与を強化すると、そういう観点から、今回、立法によってリスクや懸念があればそういうことを払拭したいと考えております」と答えた。

振り返って「(自民党の)平(将明)さん何ですか?」
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