スコップ持って山中捜索“手つかずの山”に何が? 元鑑識「入った痕跡必ず残る」

スコップ持って山中捜索“手つかずの山”に何が? 元鑑識「入った痕跡必ず残る」
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 10日も警察官50人態勢で安達結希さん(11)の捜索が続いています。現場を見た元京都府警の機動鑑識は「人が入れば痕跡は必ず残る」と指摘します。

【画像】「ここから入ることは可能かもしれない」 コケが“潰れた”場所

“手つかずの山”捜索

公民館の周辺を捜索
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 冷たい雨のなか続く、懸命の捜索。土を掘り返す様子も見えます。

 9日に引き続き捜索が行われていたのは、公民館の周辺。学校と自宅近くで行われた捜索現場との中間ほどにあります。

周辺住民
「地域の拠点となる公民館。用事がある時だけ(開ける)」
「(Q.(付近で)子どもが遊ぶことは?)ないです。(この地域は)子どもは1人。新5年生が1人。全然遊ばない」
「(Q.(学校へ行く場合)付近の道を毎日通る?)そうです。(結希さんが)スクールバスでも(学校へ行くには)送りでもここだし」
「(Q.学校に行くには通る?)はい、通ります」

奥は、地図では行き止まりとなっている
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 もう少し詳しくみてみます。この公民館の前を走る道路は、安達さんの自宅から学校へ通う際に通る道路です。規制線が張られているのは、下を走るこの道路。この奥は、地図では行き止まりとなっていて、車一台通るのがやっとの道です。

周辺住民
「(Q.規制線の先は?)ただ山だけ。手入れも行き届いてない山だけ」
「(Q.地域の人は?)行きません。用事がないから誰も入らない。昔はマツタケや山菜をとったり(山の)手入れもしていた。今は手つかず。手入れが行き届いていない」
「(Q.警察が(現場に)見えたのは?)きのうの朝から。警察は一度も(説明には来てない)。(規制線の向こうは)何もない行き止まり。何がそんな所にあるのっていう」

元鑑識「“入った痕跡”必ず残る」

 一体、安達さんはどこに…警察は今、何を頼りに捜索しているのでしょうか。現場に急行しました。

 鑑識作業を行う京都府警機動鑑識隊の隊長補佐を務めていた矢山和宏さん。向かったのは、安達さんの自宅近くにある山の中。7日、警察が大規模な捜索を行った場所です。

コケが潰れていると…
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元京都府警 科捜研兼鑑識
矢山和宏さん

「こういう雑然とした感じは木が生い茂っているが、人が入れば“入った痕跡”は必ず残る。コケが潰れているような感じ。ここから入ることは可能かもしれない」

 現場の状況から、あらゆる可能性を探るといいます。

 警察は7日の捜索で、新たな手がかりは見つからなかったとしていますが…。

“捜索の成果は後からついてくる”
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「このあと“どのような展開になるか”によって、それが“成果”なのか“成果ではない”のかになる。現時点で、(捜索の)成果の評価は時期尚早」

 “捜索の成果は後からついてくる”。それは「防犯カメラ」にも言えることだといいます。

防犯カメラが設置されていた場所
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 今回の捜索でも、数々の防犯カメラを解析しているとみられる警察。安達さんが通っていた小学校と、リュックが見つかった現場とをつなぐ道路に防犯カメラが設置されています。

 収められていたのは行方不明になった当日の映像。時折、車や自転車は通るものの、黄色いリュックを背負った小学生が歩く様子は確認できませんでした。一見、手がかりはなさそうですが…。

 およそ30年、京都府警の科捜研に所属していた矢山さんは、こうした映像もさまざまな捜索において重要な証拠になると指摘します。

映っていないということも、ひとつの手がかりに
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「映っていないというのも、ひとつの手がかりになる。ここは通っていないという“潰し”になる」

 さらに、“捜索対象が映っていない映像”に残された情報が…。

「本人だけでなく、車や人の動きも非常に重要。どういう車両がこの時間にいたということになれば、そこに当たることによって、その車のドライブレコーダーとか、そういったカメラ情報を入手することも可能」

情報提供:京都府南丹警察署 0771-62-0110

(2026年4月10日放送分より)

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