ドキュメンタリー映画『小学校~それは小さな社会~』が話題になっており、日本式教育に今世界が注目している。
映画の舞台は東京の公立小学校。新1年生が掃除や給食の配膳の仕方など勉強以外のことも学んでいく姿や、運動会に向けて練習を重ねてきた6年生が連帯した演技をやり切る姿などが描かれ、海外の人から驚きの声が上がっている。
こうした日本の教育の背景には、文部科学省の学習指導要領があり、「生きる力」を育むために「知・徳・体」(知=学力・思考力、徳=人間性・社会性、体=健康・体力)のバランスが求められているという。
実はこの日本式教育は、エジプトでは「TOKKATSU(特別活動)」として取り入れられ、「エジプト日本学校」がエジプトの中で60校以上拡大しているという。同作で監督を務め、初の著書『それでも息子を日本の小学校に通わせたい』を執筆した山崎エマ氏もその様子を取材している。現地での取材を踏まえ、山崎氏は次のように語った。
「『本当に?』と思ってエジプトに行ってみたが、『TOKKATSU』というアルファベットの日本語をみなさん知っているぐらいで。この日本式学校に倍率(が高すぎて)入れない人たちがいっぱいいるぐらい日本に興味があって」
「掃除や日直制度や学級会は私たちにとっては当然のこと。エジプトや他の国もそうだが、トップダウンで先生が『やることをやれ』みたいな教育が長くあったので、自分たちで考えたり、自主性を持てるという日本のやり方に対し、学校に来る子が増えたり、楽しいと感じる子が増えているようだ」
(『わたしとニュース』より)
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