注目のシーンは、0―0のゴールレスで迎えた前半15分のことだ。福岡が自陣右サイドでスローインを獲得。MF橋本悠が即座にライン際の前方へと鋭いボールを投げ入れると、これが絶妙なパスとなり、ボールを受けたFW碓井が右サイドを駆け上がった。
直後、碓井が進路をやや右に取り、タッチラインのギリギリを走り出す形になると、なんと副審と接触して転倒。よく見ると、碓井の右足が、並走していた副審・淺田武士氏の左足を直撃したことでもつれ、背番号7はそのまま前方にダイブしてしまったのだ。
これには碓井も思わず苦笑いを浮かべ、副審も接触を痛がりつつ碓井に対して手を挙げて詫びているようにも見えたが、解説・増川隆洋氏も「珍しいシーン」と話した後に、「副審の方もあそこを走るのは基本的なことなので、ちょっと避けずらかった」と、致し方ないシーンだと説明した。しかし、珍しいのはさらにその後のことだった。
実況・南鉄平氏が「(主審が長崎のDF米田隼也に)スローインを促しているので(碓井のボールがタッチ)出たという判定。もつれ合ったのですが、ボールが外に出て長崎のスローインという。逆に福岡の塚原監督もどういうことかという話をしているようです。キャプテン奈良が今、説明を受けたようです」と話したように、プレーは長崎のスローインで再開。碓井にとっては不運としか言えないシーンとなった。
これにはファンもリアクションを寄せ、SNSでは「副審のファウルで倒れる珍プレー」「副審ナイスディフェンスすぎる」「副審と接触なんて初めてみた」といったコメントと共に、「碓井ついてないなー笑」「副審のファウルやん笑」「ルールにないwww」と、碓井に対して同情するようなコメントも集まっていた。
なお、試合は62分にMF見木友哉のゴールで先制した福岡が逃げ切り、ホームで勝利。2試合続けて最小スコアの1―2で勝ち点3を手にした。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1百年構想リーグ)





