鹿島をけん引する背番号40が勝負強さを発揮したのは、0ー0で迎えた53分のことだ。自陣でのCKからのシュートカウンターを起点にPKを獲得。鈴木がキッカーを担当した。
鈴木はボールの前に立ち、まっすぐ後ろに下がって、深く息を吐く。主審のホイッスルが鳴ると、細かく横に移動。さらに小刻みなステップでボールに近づき、GKの動きを確認して、ゴール右下隅に蹴り込む。ボールはポストのギリギリをかすめ、川崎のGKスベンド・ブローダーセンの逆を突いてネットを揺らした。
先制点を決めた鈴木はゆっくりと駆け出し、ゴール裏の川崎サポーターに向かって両手を広げながらドヤ顔を披露。味方と歓喜を共有した後、息を吐き、両膝立ちになり右手を天に突き上げた。
解説・佐藤寿人氏は「前半はなかなかチャンスがない中で、プレッシャーのかかるシーンになりましたよね。しっかりと集中して助走に入り、最後は顔を上げて動くブローダーセンを見ながら逆を突きました」とコメントした。
鈴木の完璧PKにファンは




