山奥の村で狩人として暮らしていたユルは、アサたちの襲撃の結果、見慣れぬ下界で暮らしていくことになる。ツガイと呼ばれる存在のことや今までアサだと信じてきた存在が別人であったということなど、これまでのユルにとっての常識が覆される展開を演じたうえでの、アフレコ時の苦労を聞いてみる。
小野は「状況を理解できないまま振り回されて、1話と2話では本当にパニックに近いような状態で。納得して行動できない中途半端さに、フラストレーションが溜まって……簡単に言うと疲れました(笑)」と回答してくれたが、アフレコ自体は非常にスムーズに進行していったとのこと。
アクションシーンはもちろん、下界で見聞きするさまざまなことに戸惑いながらも順応していくユルを小野がどのように演じていくのか、今後の放送でも注目したいところだ。また、インタビューでは「対なるもの」であるツガイにちなんで、「声優としてさまざまな活動をする自身にとって、切っても切り離せないものは?」という質問も投げかけてみた。
悩みつつも小野は「僕はプライベートですかね。オンオフがはっきりしていて、仕事が終わった瞬間に仕事の話をしたくなくなるタイプなんです」と答えてくれる。
子役としても芸能活動をしていた小野だが、仕事を始めた頃からそうだったのか深掘りしてみると「最初はそんなこともなかったのですが、やっぱり小さい頃からやっていると、ほかのことをあんまりやってこなかったなぁという思いがあって。それこそ(同年代の)みんなが夢中になっていたゲームとかアニメにも触れてこなかったんです」と述べる。
続けて「大人になったタイミングで、ほかの選択肢もあったのかなと、ふと考えた時に、お芝居は好きだからやっているので今でもそれが一番なのですが、それ以外に自分がやってこなかったことや興味があることも大事にしてあげようと思って。プライベートはそのことに全振りしていると言ってもいいくらいですね」と語ってくれた。
インタビューの最後には、注目を集める本作のファンに向けて「期待して楽しみにされている方がたくさんいらっしゃると思うのですが、その期待に応えられるように我々は精一杯がんばって演じております。アフレコも毎回すごく手応えを感じていますので、ぜひ映像で楽しんでいただきたいです」とメッセージを送ってくれた。
物語が進むにつれてさまざまなことを知っていくユルだが、どんな展開が待ち構えているのか。これから放送されるエピソードも見逃さず楽しんでほしい。
取材・撮影・テキスト/kato
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