27日の参院予算委で、日本維新の会・片山大介議員が、高市早苗総理大臣に皇室典範の改正をめぐって質疑した。
片山氏は「安定的な皇位継承についてお伺いしたいと思います」と切り出すと、「各党各会派による全体会議が1年ぶりに再開されて、森衆議院議長は今国会での皇室典範の改正を目指す考えを示しました」と述べ、「退位特例法の付帯決議から9年、それから有識者会議の報告から4年半、それから全体会議の議論から開始2年が経つと。ようやく改正実現のめどが立つことになるんですが、その有識者会議には皇族数の減少、皇族数の確保が喫緊の課題という認識のもとで、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持すること、皇族の養子縁組を可能にして、皇統に属する男系男子を皇族とすることが盛り込まれました」と言及。
その上で「皇室典範の改正の前には衆参正副議長のもとで立法府の総意を取りまとめることが必要ですけれども、この速やかに取りまとめが行われるよう自民党としてはどのような姿勢で臨む考えかを自民党総裁である総理にお伺いしたいと思います」と質した。
高市総理は「退位特例法の付帯決議で示されました課題は先送りをすることのできない喫緊のものでございます。ぜひとも実現していかなければなりません」と応じると、「自民党総裁としてとおっしゃいましたが、今、内閣総理大臣としての立場で答弁に立たせていただいておりますので、私は国会において皇室典範の改正に向け議論が進展し速やかにまとまっていくことを期待しております。その上で国会におけるご議論を経てですね、政府としては速やかに法改正に取り組みたいと考えております」と話した。
これに片山氏は「総理言われたように、これ立法府の総意が取りまとめられた後は、政府の方でおそらく法案の立案提出を行っていくことになると思います。で、これ次の国会に先延ばししないこと、これはとても大切なんだと思いますが、立法府の総意を取りまとめた後、速やかに政府における作業が行われていく必要があると思うんですけれども、これについてはどのように対応していくおつもりか教えていただけますか」と再び問いかけた。
高市総理は「これは国会におけるご議論がまとまりしだい、速やかに政府は法律案を用意し提出をさせていただきたいと考えております」と明言した。
片山氏は「この問題はすごく国民の関心も高いです。すると国民への説明責任といったことも必要になってくると思いますが、ここについてもし今、お考えがあれば教えていただけますでしょうか」と提起すると、高市総理は「法律案、改正案を提出させていただいて、国会の場でご審議をいただきます。その過程でも多くの方々に論点、なぜこの法律案が必要なのか、皇室典範の改正が必要なのか、それをご理解いただけると思っております」と語った。(ABEMA NEWS)
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