27日の参議院予算委員会で国民民主党の上田清司議員が本予算に中東情勢が加味されていないことに言及し、補正予算の編成を求めた。
上田議員は「ガソリン価格への補助金の投入等で、1か月あたり5000億円ぐらいもう既に使われていると、これもずっと続くという話になってくるといささかお金をどうするかという議論も出てきますし」と指摘。
そして「中東情勢というのは当初、予算編成の中では全く予想されていなかったことですから、今日の事態を受けてですね、補正予算を編成することについて、やっぱり考えるのが当たり前じゃないかとこのように私は思っております」と述べた。
その上で「総理改めてですね、しっかりとしたこのような認識についてご判断、所見をお伺いしたいと思います」と質問した。
これに対して高市早苗総理は「令和7年度の予備費約8000億円を措置して、この基金に入れたり先手を打っていろんな事をしながら、そしてまた令和8年度予算の予備費を場合によっては使うこともございます。そういったことも考えながら、あといくらぐらい必要なのか、そしてこれも原油の価格の上昇によって、月々必要なお金も変わってきますから、こういったことについても試算をしながら本当に皆様に大変なご不便をおかけすることのないように考えております」と回答。
続けて「現時点では補正予算の編成が必要な状況とは考えておらず、必要な対策は打ってきておりますが、中東情勢これ先行きは分かりませんので、経済に与える影響を注視しながら状況に応じて柔軟に必要な対応を行ってまいります」と述べた。
これに上田議員は「総理は補正予算を前提にした予算編成をやらないと言われたことがくびきにはなっていないと今判断しました」と述べた。そして「補正予算を前提にして予算組みをしているような省庁がありましたので、これはいかがなものかと思いますが、そういう意味で補正予算を前提にした本予算の編成はしないという総理の認識は正しいと思ってます」と述べた。続けて「しかし、こういう事態においては今、少し(補正予算の編成に)においを感じましたが。まだ明確に答弁されていないというふうに受けましたが、においは感じました」と強調すると議場内から笑いが起きた。
最後に上田議員は「ぜひ勇猛果敢に必要に応じて補正予算も編成していただきたいと思います」と述べた。(ABEMA NEWS)
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